北陸応援割が始まった。けど…

「北陸応援割」とは、令和6年能登半島地震により観光需要の落ち込みが見られる北陸4県(福井県・石川県・富山県・新潟県)の、

国内旅行者や訪日旅行者を対象とした旅行商品または宿泊料金の割引を支援する事業。

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コロナ禍あとの旅行割引と同様の、観光客移動を活発にして地域復興を促す趣旨のもの。ホテル代やトラベルツアー代金が最大50%割引で利用できる。

※割引率や対象は各県のオリジナルもあるようなので確認を。

今も地震が頻発する北陸エリア。近い将来の地震再来とか、マスコミ報道の影響もゼロではない。「行き渋り」の雰囲気招いてる、肌感あるゾ。

発災直後は、旅館や遊覧観光のキャンセル多発で開店閉業。再開後も旅客の戻りが鈍いって声、現地から確かに聞いてる。

不安な北陸へあえて旅行しなくても…ってのが全国的に際立つから、国が支援に乗り出したわけ。復旧⇒復興のタイミングに遅れなかったのは、今回「○」

無粋な話だけど。国は、「身の入」>「不安」というのが日本人の行動誘導に効果的と覚えたから、速攻で策を打ち出しできた…なんて。

ま、それでも効果があれば結果良し。だけど、果たして旅行者や地域に有効な策になってるか?と疑問を抱くので…ちょっと語る。

Webで旅行サイトを見ていた。応援割の指定日以前の予約だと割引適用なく通常価格。指定日以降の予約は、割引最大50%になるPR。

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適用前の数千円の宿泊料金は、適用指定日以降になると倍増以上のホテルの多さにビックリ&落胆。

「またかよ…」

コロナ禍の後と一緒のガックリ感。物価高騰を盾にそれ以上の上げ幅も感じる。13,000円⇒36,000円なんてプランも。

これで半額にされても、通常価格でしかない。サービスが格段良くなるわけでもなく、価格だけが上昇。しかも各社ゾロゾロ揃い踏み。

これ割引か?通常価格の半額を国が支援なら理解できるけど、そもそも価格倍増で普段価格+αの支払いして、国の支援も普段の倍額で算定…おかしいゾ。

(# `Д゚)b

付加価値・相応の受益があっての話しならまだしも、さして普段と変わらないサービス提供されてコレ、どうよ?

実質、旅行者は恩恵を受けてはいないだろ?地域の商いには割引無し、需要が大きく増えそうにない。宿泊施設や旅行代理店だけは利益ホクホクじゃん。

「応援」という耳触りの良さと裏腹。利用実態がこんなので「応援」か?旅行者はバカをみていないか?

そもそも、「応援」の目的であるはずの、観光による地域復興に貢献すると言えるのか?

「ぼったくり価格」を国が認めている…言葉は適さないけど、そう思えてしまうゾ。(一応、素人感覚だけど…と言っておく)

自分、従前の経験値をもって、あえて応援割引適用前に予約した。通常キャンペーンで「早割」という早め予約割で、通常価格の40%割引。

「北陸応援割」適用後には、20,000円オーバー。リーズナブルなホテルでさえ150%以上の上昇。特に旗日の価格差はとても大きい。

こうしてみると、街中復興には通常キャンペーン利用>応援割という式ができてしまいそう。宿が安い分、💴を街中に落とせる。

なんか見直すところ、ありそうじゃないかい?

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