etrex30x(GPS受信機)の、みちびき利用をGARMIN社に聞いてみたら…

何度か記事にしてるんで、またか!とか言わんといてほしいけど、みちびき7機体制開始で、高精度測位が“もうすぐ”になった。

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自分、GPS受信機の“みちびき対応”「補完信号を捕捉する」としか思ってない。サブ&センチメーター級の高精度測位は、現行GPS受信機では「できない」。

最近は、「みちびき補完信号」とかの表記になってきてるので、メーカーでも性能誇張をセーブしてきた…かな?

etrex30x、みちびき測位信号を捕捉してる気がする。ファームが2.5verだから、「255」のPRN表示はされないけど…

①GPS単独測位とGLONASS併用測位との誤差がえらく小さい

②2018年11月からみちびき4機体制運用開始

③みちびきの発信信号はGPS衛星と同じL1C/A

④みちびきは全信号で「2.6m(95%)以下(RMS誤差1.3m)」を満たす

という要素から、捕捉し測位されてるのじゃないかと推察してた。そうじゃなきゃ、GLONASS衛星併用との測位誤差の少なさ、説明が付かない…

あくまで素人の推測だし、使用においてどうのって状況じゃなかったし、モヤモヤしながら棚上げしてた。

それが、高精度測位が目前な情報、みちびき対応と謳う後継機種etrex32xの性能仕様が、30xと大差ない事でモヤモヤ再燃。

で、思い切ってGARMIN社に素人質問してみた。

数日後、GARMIN社から回答があった。

回答からは、みちびきの補完信号を受信できる(できている)と解釈できそうに思う。全てL1C/A信号の発信衛星。

最新では、L1C/A発信衛星は2.3.4だけどね。(1は廃止、後継1RはL1C/B信号との切替式。(と言ってるけど、L1C/Bに固定だろうな)

click☛みちびき補完信号の変更

GARMIN社の回答が「みちびき信号利用できる」とある以上、etrex30xに衛星信号は捕捉されて測位に使用されている判断になる。

実は、コレ、測位性能的に既存のGNSS(GPS)受信機が、大きな性能を持つ事になる?

準天頂衛星4機が日本上空にある。その信号を捕捉し測位できるということは、

天頂付近から直下に送られる最小誤差の信号を、長時間利用ができる

ということ。コレ、衛星測位では最大の強味だから。

そして、GPSGLONASSの併用ができなくても、みちびきがGPSと同じL1C/A信号を送信する限り、

古いGPS機種の測位精度が以前より向上されてる可能性が高い。

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と考えられなくもない。今、使用してて馴染んでるGPS受信機、勝手に精度アップしてるかもよ。高価な最新機種を買わずとも…( ̄ー ̄)ニヤリ?

こんな事を書くと、記事を見つけた人がこぞって、GARMINの中古GPSや旧型を買いに走ったりすると、ちょっと💦…だけど。

ま、最新型であってもセンチメーター級精度測位はできないし、色々と付加されるオプション機能不要なら、古くても性能アップのほうが嬉しい?

新機種販売を邪魔してるわけじゃないので💦 新しいのは、様々な利便性が上がってる。それは疑いようがない事実。

ただ、旧型の性能が上がるかも?という、オイシサ予測は投げておかないと…という、ね。そういうこと。

GARMIN社に、eterx30xのみちびき信号捕捉を尋ねて、そして、こんな記事になってる。

2024.1.15追記 GARMIN社から再質問に回答があった。

GARMIN etrex30xは、

①みちびき193.194.195信号を受信する
②GPS単体即位誤差は最大3m程度
上記内容に相違御座いません。

みちびきは確かに使えてると安心したところに…

etrex30x製品は、準天頂軌道の補完信号のみ対応となりますので、静止軌道の3号機は非対応となります。

なに、それ?現在L1C/A信号は4基体制⇒2基体制の測位精度ダウンだ。それが正しいなら、GPS受信機の国産品シフトは近い…色濃い感じがするゾ。

L1C/A廃止⇒L1C/B発信は、5号衛星が上がると実行。現行システムのままでは、GPS受信機でみちびきが使えなくなる。

GPSが駆逐される…QZSにとって代わられるのはいつ?思いのほか早いかも?一度はホッと安心、そしてガックリ。再度調べよう…

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One Reply to “etrex30x(GPS受信機)の、みちびき利用をGARMIN社に聞いてみたら…”

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