桜の宴…(´ε`;)ウーン…。
あ、「〜を見る会」との関係はありませんので(笑)
この桜の宴は、単なる金沢片町酒好者の集い。居酒屋「とと桜」で北陸酒と地魚を嗜む清々しい宴。
(;一_一)Ь oi,sugasugashiku?…sonnawake,naitte.
ここ数年、毎冬に金沢に有志で集う慰労会を開催してる。一度職場ぐるみで行って、それから恒例行事に。
みんな、金沢好き人ばかり。毎年楽しみにして…今年は他の部署からも新メンバー参入と、年々その勢力を拡大…なんて(笑)
エネルギッシュに企画してくれる後輩、盛り立てるベクトルが合う仲間、それで金沢行脚、そりゃ「楽しい」ワ!
そんなわけで、みんなの評判が良かった居酒屋、「とと桜」で今年も開催した「桜の宴」というわけ。
たくさんの海の幸を食べた。どれも絶品だった。品書きはとうに忘れた。(酔っぱらって覚えてない。)
美味さのアベレージ、とにかく画像から察してもらえるだろうか…。最初の頃の画像しかないな。もっと食べてるけど…みんなして酔ってるからねぇ。
嗜んだご当地の酒は…(自分の感覚での感想)
池月(純米)…口当たりが優しい。香り良し。癖は無い円やかな味。
天狗舞(山廃仕込み)…特徴的な山吹色と酸味。味さばきが良く料理と共に飲める。
菊姫(山廃仕込み)…天狗舞同じく、味さばきが良く料理と共に飲める酒だ。
宗玄(純米)…香りが良く、やや甘口系なので冷酒でいくのがポピュラーかと。
黒帯(純米)…石川で燗酒と言えばこの酒。肴片手にじっくり飲むならコレ。
山廃仕込みは、じっくり熟成して蔵出し。だから芳醇でいて酸味のある味になる。ワイン好きな方にも合うんじゃないかな?
燗で肴でじっくりって日本的な飲み方ならば、断然、黒帯をオススメしたい。
食べた「旬」の肴ウンチク…
香箱(セイコ)ガニ
12月となれば、香箱カニ(セイコガニ)。ズワイガニのメス。香箱ガニは、猟期が11月6日~12月29日の2ヶ月程度しかないレアな食材。
この時期に食べないと、旬ものは口に入らない。2月以降に出回るものは冷凍品。美味くても「旬」には勝てない。
オスのズワイより濃厚な味のミソ、クリーミーな内子(卵巣)、シャリッとした食感の外子(卵)、オスより甘い身肉、味のバリエーションが楽しめる逸品。
食べたいなら、11月中旬~1月中旬までには、金沢に行かなきゃ!って話。
ブリ(寒ブリ)
ブリもこの時期が旬だ。冬の「寒ブリ」は有名。脂がのってウマソー♪
醤油を皿に垂らし、付けるとサーッと脂が醤油表面に広がって…美味しい。
「寒ブリ」日本一と言われるのが「氷見ブリ」。富山県氷見漁港にあがるのがソレだ。
ブリは西日本側で生まれ、オホーツク海近くまで北上、荒波の日本海をたっぷり脂をのせて産卵のためにまた下ってくる。
一番bestな脂がのりきった状態で訪れるのが富山県氷見沖になる。そこで獲れる氷見ブリが、日本一美味いブリと言われる所以(ゆえん)だ。
そして、氷見ブリが「寒ブリ」と名付くには、漁港で一定の品質になった魚体がコンスタントに上がらないと付けられない。
水揚げするブリの品質が安定したと漁協が認め、「寒ブリ宣言」を出して初めて市場に「寒ブリ」と名付けられたブリが出回る。
出回れば、日本一美味しいってわけだ。
今回食べたブリ刺身、脂バッチリで美味しかった。最高!と言いたい。だけど、氷見産ブリではなかったので…。
タラの白子
これも冬の代名詞。鍋に入れてよし、生で食してよし、な食材だ。旬は石川では1月~3月。冬が早い宮城県産は今だから、これが多く出回っているはず。
石川港沖でもあがってきているらしいので、食べた生白子は、ご当地産か宮城県産か…分からなかった。
プニッとしてからフワッと白子の風味が…。
ポン酢が絶妙で、北陸酒と合わせると相性バッチリだったことは間違いない。