サイズはピッタリなのに、なぜか袖が長いコート。シンプルなデザインが気に入って、試着した際に気にせず、帰宅して着てから気付いた…。
(-_-;)nani-yattenno?
これは、仕立て直しを頼むしかない…。と言って紳士服店に持ち込むのもなぁ。
仕立て服の需要、少なくなってる。仕立て専門店も同じく…。だから、どこに出せばいいのかと悩んだ。
仕立ては、意外と仕上がりに差が出るよって誰かが言ってた。確かに、〇ニクロの裾直しでも明らかに差があるもんね、納得できる。
長い袖のままで着るのも何だか「着せられてる」って感じで格好悪いし、Google先生に頼ってみた。ま、手っ取り早いからね。
仕立て直しで検索したら、美濃加茂市に見つけた「ファッションリホーム和光」。評価も4以上で、コメントもなかなか好感触。
これは一見の価値ありと、思い立ったがなんとか…で向かってみることにした。初めてだからどうなんだろ?とか思いつつ。
到着してみると店内に店主らしき女性が見えたので、思い切って入店してみた。
「あの…コートの袖直しってお願いできます?これなんですけど、長くて…」
「あ、これね。うん、できるわよ。」
「すみません。車を何処に停めればいいですか?路駐しちゃってるので。」
「あ、今日は本当はお休みなのね、仕事が残っちゃってるから、やってたのよ。」
ここで気付いた。自分のチェック能力の甘さ。(-_-;)meiwakuna-hanashidaro~yo
「すみませんでした。休日とは知らず、勝手に入ってきてしまい…。」
と言うと、
「いいわよ、そんなの。もうちょっとしたら帰るつもりだったから。じゃ、ちゃんと着てみて、丈を合わせるから。」
「すみません。」
コートを羽織ったら、ササッと袖を合わせてピン止め。
「男性はこれくらいかなぁ?あら、結構長かったのねぇ、これはちょっと長いわね。」
「ストラップは移動…できるわね。これくらい移動すればバランスいいわ、うん。」
なんだか、手慣れた感じ。仕立て直し店だから当たり前?いや、男性服に慣れていそうな感じが素人目にも分かった。
「あの…ネット検索してきたんです。皆さんが丁寧な仕上がりだってコメントしてましたよ。」
「そうなの?へぇ~、インターネットで私の店が出てるの?私ね、紳士服の仕立てをやってたの。喜んで下さる方は、他とは違うよって言ってくれるけど…。」
と、謙遜しながらも穏やかに話をしてくれて、なんだか和んだ雰囲気になり、あれこれと話が弾んでしまった。初対面だったけど、優しい人柄に癒やされたー。
お店は、昔からある仕立屋さんの佇まい。仕立てを待つ服がたくさん…。
お一人でやってる?何とか続けられたらいいかなという感じで今までやってきてると。
それくらいでいいんだとも…。
でも、仕立て待ちの洋服の数からして、お客さんをたくさん抱えてみえるのは確か。口コミ評判は正しいだろうな。
お願いした直し料は2,500円。リーズナブルじゃないかなと思うけど。ストラップ移動して袖直ししての料金。3,000円+αくらいが相場と思ってたから。
仕立て直しや修理を考えてる人、美濃加茂市近郊ならば「ファッションリホーム和光」を訪ねてみては。きっと細かい希望も気さくに聞いてくれるはず。
店主さんの人柄、仕上げは丁寧と好評価する人が多い。このお店は残っていてほしいなと、今回訪れてみて思った。
「ファッションリホーム和光」、昭和ノスタルジックな仕立て直し店。そして店主のご婦人は、穏やかな話し方に「仕立屋さん」の雰囲気、ありますよ。
自分は、訪れてみて良かったなと。良い出会いでした。
2024追記 ごめんなさい🙇、Googleマップ確認したら、残念ながら2023.5には閉店になってます。建物はシャッターが下り、看板もありません💦
紹介サイト掲載の電話番号にかけた応答🎙は、“お掛けになった電話番号は現在使われていません”でした。
良いサービスの老舗店を見つけるときに限って、こういう流れが多い世の中、キライだ…。本当に切ない~😢
どーも お久しぶりです
オレもこの前紳士服店でブレザーの袖直し頼んだら、5000円ほどかかった。
その値段はリーズナブルで良さそうなところやね。
今度お願いしてみようなかぁ