アクションカムでドラレコを考えた場合の機能として、“自動撮影”があったほうがいい。
キーONやOFFに連動して電源が入り切りする機能で、ドラレコには標準なものだけど、ウェアラブルカメラには付いてないものも多い。使途がそもそも違うからだけど。
アクションカムには、自動電源ON機能があるので電源スイッチを押さなくても電源が入る。しかし、撮影はスタンバイ状態でスイッチを押さないと撮影しない。
これに、“車載モード”機能をオンにすることで、電源ON+撮影開始の状態にすることができる。
ただし、電力供給されなくなっても電源OFFにはならず撮影が継続する。スイッチを押して撮影停止になる。
これに“遅滞電源オフ”の設定を組合わせると、最短1分で設定ができる。この機能を使うことで、1分後に電源OFFの状態が作れる。
(以前は自動オフ機種もあったけど、各新型はどういう訳かできなくなっている。)
応用編としても一つ。一般的には定点撮影で使用する機能、“動体検知”機能で類似した状況が作れる。
具体的には、動体検知ON…動体がある走行中は撮影が自動開始され、動きが無くなれば撮影停止する機能を使うこと。
ただし、遅滞電源オフ設定をOFFにしておかないと設定時間後に電源が落ち、再び動態検知にはならない。
スイッチ操作で電源を落とすことを忘れると、バッテリーが空になる。常時電源が無いと厳しいという弱点がある。
通電しなくなると自動電源OFFになるドラレコの機能には負けるものの、近似した状況は作れるので、ドラレコ風には使えなくもない?と思う。
撮影フレーム数や画質は、圧倒的にアクションカムが優れているので、ドラレコに使う場合の設定
1.車載モード「☑」+遅滞電源オフ設定「1分」(スイッチ「押す」)←オススメ。
2.動体検知「☑」+遅滞電源オフ設定「OFF」+ループ撮影「2分…好みで」+電源切り(スイッチ「押す」)
それぞれの名称は各機種で違う場合がある。
安価がゆえにドラレコの基盤を共有したという流用でのコストダウン、カメラ性能も上がり良質な映像・画像が撮れるまでになった。
品質安定と気軽に使えるその性能が、高性能・高価格のステイタスな製品を押しのけるまでに急速に高まっている。もう、使わない理由が見つけられない。
ただし、USB給電はバッテリーを外しての給電まではできなかった。高額機種はバッテリーを介さずに給電機能がある。(GOPROやGC-XA2など)
まぁ、一般的な使い方ではあまり気にしない(ならない)性能差だけどね。
2017.12.1
2019.1.25追記
コチラは、自動OFFができることを確認した製品。それ以外はほぼ一緒の性能のようだね。