inter-com-6riders-paint-peeling インカム「6Riders」劣化した塗装を剥がす。

まずは、中華製インカム「6Riders」についてサラッと触れよう。数年前にネットで新古品を購入して使ってきた。満充電で≒6時間くらい使える。


充電バッテリーは300回使用できる。つまり「使い捨て」ってことになる。

スポンサーリンク

そうは言っても300回なんて、インカムを使用するのは複数人の長距離ツーリングだし、年に10回行っても単純に30年…。十分すぎる。^_^;

休憩の都度、リセット(電源OFF)して、走行中はしゃべりっ放し。途中使わず待ち受けにしていたら、朝から夕方まで動作していた。

時速100㎞超で少々雑音があるものの、会話は全然大丈夫。しかも200m以上離れていても会話できる。一般道なら500m程はOKだったかな?…マジで侮れない。

性能的には非常に満足。高価なB+COMは要らないな、自分は。2台で10,000円くらいで買える6Ridersがお気に入り。これがB+COMのほう。


というインカムだけど、最近になって製品表面の艶消し塗装が何だか粘ついてきた。艶消し塗装の安物は経年劣化で大体こうなる。

一度粘つくと、どんどん酷くなる。何とかしないと触る度にベタベタとあちこちに付いてしまう。

剥離するしかないので、パーツクリーナー(シールチェーン使用不可のタイプ)を使ってみたけど、溶けるもののすぐ揮発してしまい綺麗には落ちない。

キャブレタークリーナー、ブレーキクリーナー、ペイント薄め液を使ってみたけど、なかなかスッキリとは塗膜が除去できなかった。

剥離剤を使用するかと思ったが、プラスチックを溶解するので使用不可と書いてある。塗装剥離と一緒に本体変形でもしたら元も子もない。

で、どうしたもんかと考えていたら、ふと浮かんだ。

「塗膜浸食すればいいんだから、そういうものがあれば…ん?それって…。」
気付いた方もいるかと。そう、それは…

スポンサーリンク

「ブレーキフルード」

「ブレーキフルード」は、塗装面に垂らすと塗装面に浸透し浸食するので注意が必要だけれど、プラスチックを浸食するとは聞かない。

あえてそのリスクを逆手に取って塗膜だけを剥離できるのでは?と考えたわけ。なかなか剥がれないネバネバ塗膜を一挙に処理できればと…。

で、試しに塗ってみた。

結果、塗って30秒くらい経ってウエスで拭くと、ボロボロと塗膜が剥がれプラスチックの本体が露出してきた。プラスチックの表面はツルツル。溶解はしていない。

コレ、比較画像…解るかな?右はネバネバの艶消し塗膜。左が塗膜を剥離したもの。まだ若干残っているけど、実用的はこれくらいでも十分。

ネバネバが無くなりスッキリ。フルードは水溶性だから、丁寧に水を含ませたウエスでインカム本体を拭いてから乾拭き。フルードが残っていると、金属に触ったらヤバいから。

ツルツルです!

それにしても、これはラッキーな発見だった。「6Riders」を使用していて、ネバネバ発生したぁという方。参考に。

特にツルツルになったプラスチック本体でも、何の支障も無く使えた。あるとすれば雨天の際の防水性能かと思うけど…。

そもそも、このインカム塗装の防水性があるのか否かは不明だし、あまり期待できるようなものではない?ような…。中華製品に多くの期待はねぇ、まだまだ。

一応、スイッチ部分は防水能力がありそうなゴムシール仕様。土砂降りでもない限り本体接合部の浸水もなさそうに思えるので、ま、大丈夫かな?と自己判断。( 一_一)

でも、これでまた気持ち良く使えるし、大満足…。 (*`艸´)ウシシシ。Lucky~!

使ったブレーキフルードです。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です