あの~飛水峡を、もうちょっと…整えません?

飛騨木曽川国定公園指定の飛騨川にある飛水峡。上流の白川町まで実に12㎞もの岩壁が連なる絶景は、JR列車が速度を緩め観覧させるほど。

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七宗町入り口手前には、道の駅「ロックガーデンひちそう」がある。河岸の展望台や施設直下の遊歩道からも、雄大な渓谷の連なりが楽しめる。

そして、少し町内に入り河岸の道路を進めば、岩肌に悠久の時が創造した甌穴(ポットホール)群が目に入る。

甌穴(ポットホール)

国の天然記念物指定、全国的にも稀有な景観として飛水峡と併せて七宗町の代表的な観光スポットになっている。

のだけど…

今、その景観を楽しめるポイントが限られてしまっている…。道の駅エリアから上流の赤い橋までに、所々見えるという感じに。

地元の方は、以前は上流の「飛水峡ガーデン」、さらに上流の「赤池弁財天」、その先の道路からも雄大な渓谷が見えたものだと。

多くの観光客が往来し賑わっていたという、その道を辿ってみることに。その景観はコチラとほぼ同じ。

「…」

国定公園の飛騨川が見えない。立木の間からもほとんど見えない。(対岸の国道41号からも木が茂り見えづらい)

国定公園指定当時は、整備され低かった樹木が成長してしまい、周りを覆ってしまったのだろうか…

観光名所だったはずなのに、町道(おそらく)の沿線景観がこんな事になってるとは…ご当地の宝資源がもったいないなぁ…「よそ者」の意見です。

なんでも、国定公園内だから工作物や伐採行為の認可取得が難しいとかで。国定公園に指定した意味はナニ?と…「よそ者」の意見です。

国定公園というからには、国として景観の保護継承すべきというモノなんだろうし、その管理はどこです?国?県?

公園に指定しておいて、景観整備の認可しないなんておかしくない?不釣り合いなモノを建てるとか、大規模な開発じゃないのだし…。

ましてや、国の天然記念物のある場所。整備しなきゃおかしくない?法令とか詳しくない「よそ者」の意見ですけど…。

現地を見て気になって、飛騨木曽川国定公園のエリアや公園内の開発行為?について調べてみた。

岐阜県統合型GIS… 「同意する」をクリック☞検索窓に「七宗町」と入力し、必要な部分にスクロールで確認できます。

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自然公園法の国定公園(飛騨木曽川)の範囲です

結構な範囲がエリアに入っていました。中には住居もあって、道路敷や鉄道も範囲の中。じゃあ、JR鉄道の修理や設備設置も認可難しいの?…そんなわけない。

指定区域内の開発行為の概要を見ると…。道路敷は「2種特定地域」っぽい。公益性のある事業とか、許可伐採面積の範囲なら作業許可されそうですけど?

実際には、どうなんでしょう?やっぱり難しいものですか?

管理はどこだか知らないけど、天然記念物の甌穴、飛騨木曽川国定公園の飛水峡景観の維持や保護を、どう捉えてるかって「姿勢」なのでは?

官の皆さん、国の宝的な景観なんですよ。もう少し整えるpower、注いでもらえないですか?

国内だけでなく、国外から観光に訪れる方、けっこう来ているそうです。今の飛水峡や甌穴の観覧印象はどうなのか…

「さすが国定公園だ、さすがに天然記念物」

と、楽しんでいただけるように、お計らいをお願いしたいですね。

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