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岐阜県加茂郡七宗町神渕、県道58号線の直線区間の峠にある和菓子店。創業60年(2023.7時点)の老舗店。
かつては、結婚式で引出物に使われた鯛落雁。今や懐かし…といった和菓子ですけど、ここの鯛落雁の特徴は、大きさのバリエーションが豊富。
なんと約170cmで70kgもあるサイズまで用意出来る。(販売実績ありです)
そして、現代風に食感もアレンジを施して、今も人気な売れ筋商品になっているそうです。
とは言え、店主曰く、最近は行楽客が高速道路利用にシフト、幹線道路の自動車交通量は以前より少なく、若年層の和菓子離れ傾向…。
でも、そんな状況も逆手に取り、高齢者施設や道の駅への卸しを開始、新しい需要と成果が出始めているとか。
新しい和菓子の展開もしっかり押さえてありまして…。数ある人気商品の中からメジャー2つを紹介。
「くずアイスバー」
普通のアイスのように一気に溶けない。お子さんも食べやすい。冷たくモチっとした食感は、アイスより涼しさが続きます。
味の種類も豊富。いろいろ楽しめるのも人気の秘訣でしょう。冷蔵保存してもカチカチにならず、老若問わず楽しめるお菓子。
「和菓子店のシフォンケーキ」
実は、バレンタインデーに合わせて販売していた和菓子屋店特製のシフォンケーキ。販売延長で涼しい季節に並ぶようになると、すぐさま人気商品に。
地域の方に聞いても名前が出る程と言えば、その人気ぶりは推して知る…。フワフワ食感。定番バニラ、あずき、抹茶、チョコチップがあります。
和菓子を重んじつつも和菓子に囚われず、ニーズ探求心が旺盛な店主。お客さんを呼び込んでいるのは当然として…
入店したお客さんには、お茶とお菓子でおもてなし。味わうことで、後でお菓子棚を辿りやすい雰囲気を作ってくれる。
さりげなく温かいもてなしの店がある。お客さんがこの道を辿る「価値」でもあるのでは…と。
松栄堂 https://r.goope.jp/sr-21-2150410103/
夕方に入店してみたら…
結構、売れてしまっている商品も…
いろんな賞を受賞されています…創意工夫が認められている証ですね…