ブラックバスの事を考えていたら、しばらく眠っていたFischerの種火が灯り始めたような気がする。そう、遡ること13年前…。
フライフィッシャーしてた。フライ(毛鉤)は自作。市販のスタイルをチョイとアレンジ、マテリアルもいろんな素材を試行錯誤して使ってた。
解禁にはエサ釣りの不調を横目に爆釣で一人竿頭、次の年に同じグループが防衛網を布く…。
はぁ、どうぞお好きに…そんな事もあったねぇ。もう懐かしい思い出…。それからずっとロッドは仕舞ったまま。
「兄ちゃん、今年はええやろ?俺らの番にしてもらうで~。」
そもそも当時はトラウト狙いで、バス釣りやルアー釣り自体にハマらなかった。なにか違和感があって。
タックルの優位性も魚にとってフェアじゃないと思ってた。簡単に尺アマゴだって抜けてしまう。人のほうが俄然有利。
フライロッドじゃ、尺アマゴなんてスリリングな事この上ない。繊細なラインで獲れるか否か、ヒヤヒヤしながらやり合う。
とは言え、その釣りを中断し年を重ねたら、釣りスタイルへの拘りよりも、今の自分が魚に出会えるには…と考えるように。角が無くなったかな?
バスフィッシングのフィールドは近くにある。でも、やったことがない釣りだ。何でも聞いたほうが早いので、上州屋キャンベル店へ。
結論から。最も繊細なバスロッドなら渓流でも使えるだろうけど、小型魚のフッキングやピンスポットキャストなど、ルアーが弾かれやすくコントロールが難しいだろうと。
ロッド1本でどっちも使うというのは、やれるにはやれるけど、渓流の釣り味はスポイルされる。つまりは、ロッドは別々で考えようって結論だね。
渓流では5フィート台で6lb(ポンド)ラインくらいのが使いやすいと。魚のアベレージは25㎝あたり、十分だな。
バス釣り用は、6ft半くらいで8lbラインあたりを選べば間違いないらしい。バスは35㎝~45cmあたりがアベレージ?
店内物色してたら、店員さんから一言。
「あの、そのロッド、安くなります。先ほどメーカーから電話があり、型落ちになるそうです。30%オフ、値打ちですよ…。」
おいおい、なんやそれ?おいしいタイミングに当たってもうたん?そんなん聞いたら買うしかないやん、リール代分くらい値下げやな~。
って事で、まだルアーを始めるかどうかの段階だったのに、何となく今がその時的な勢いで買ってしまった…。
渓流用テレスコピックのルアーロッドと、ハイスピード巻き取りタイプのスピニングリール。バスから始まったのに、渓流用を買ってるし…どういう思考?
こりゃ、ウエーディングシューズも必要になるゾ。昔に買った透湿ウエーダー、まだ使えるのか?それも新たに買い足し?
(゜_゜>)ウーン。💸~の種を撒いたかぁ~。