飛騨高山の居酒屋 寿楽久(じゅらく)

寿楽久の品書帳~
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新たな生活様式…やんやと言われる今日この頃。ようやく外出ができるようになったし、近場で自制のもと飛騨高山で一杯やろうと出掛けた。

クーポンを上手に使って、宿泊代は半額に。その分、飲み食いに予算を回せるんで、こんなLuckyは外せん。

前回の高山では、魚屋さんの営業する「とと屋」がヨカッタ。海鮮好きな自分、良店を開拓しておきたいから別の店を探すことに。

世の中が行動しやすくなってくると、観光のお客さんで満席なんてのが予想できる。何軒か候補店を把握するの、大事よ。

夕方ホテルに到着して、予約電話を入れ、「寿楽久」という居酒屋が個室利用で予約できた。

口コミで評価も良くて投稿画像の品書に海産物が多くて良さげな居酒屋と思ってたし、まぁいいかと。

実は候補2番目。1番目は「旬庵」って店。ほぼ個室らしいんで狙ってたけど、満室で×。今時は予約も個室が多いからだろうな。

ということで、寿楽久へと入店~。表看板には、“富山の海鮮”とあったんで、これはエエンちゃうと。

個室は奥座敷で対応。しっかり仕切られてるんで他者接触は無い。十分だと思いつつ品書を見ると…。

海鮮の一品、けっこうあるゾ

一品物に海鮮が多い。飛騨牛系のメニューが前に出やすい高山の居酒屋の中では自分好み。店員さんも気さく。

そして、値段表示の無い別の和紙。びっしりと海の幸が書いてある。おそらく「時価物」ってヤツやな、コレ。

別の値段が分からない品書
「時価もの」ってヤツだな。

普通の品書帳には数百円~2,000円くらいなんで、まぁ特別高くない。一般的な居酒屋の値段と思う。

値段無しの海鮮の品書があるってことは本物志向な店でもあるかと。(後でそれを知ることに、マジに高っけぇだろな~。

そうは思ったけどな、宿代が浮いてるやんって事で…。

そんなもん、今日はイッタレーッ!

って、また自分の後先考えない行動が…出てしもたんよ~。なんか知らんけど、やらかしてしまうんよ~。

で、ためらいなく「黒むつ」、「生岩牡蠣」、「カサゴ唐揚げ」、「お造り」、「ワタリガニ」を頼んで、生ビールと、日本酒の山車(さんしゃ)辛口の燗酒で。

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黒むつは、1尾丸ごと煮付けで。肉もほろろで半端なく旨めぇ!

お造りは、鯛・鯵(あじ)・鮪(まぐろ)・しめ鯖・海老・イカ・サザエなめろう。文句無しや!

カサゴ唐揚げは、3枚おろしの骨までカリカリ。余すところなんかあらへん!旨めぇ!

ワタリガニは、1杯丸ごとボイル。身は少ないけど肉に旨味が乗って良し!

生牡蠣は、大きくてミルキー。すっげぇ旨味に思わず産地を尋ねたら、大将が説明に来てくれて、五島列島産だと教えてくれた。ん?富山海鮮じゃないやん?と思ったけど、仕入れた理由は…。

五島列島産の岩牡蠣と小鉢にサザエなめろう
トゥルットゥルな牡蠣とコリッとしたサザエ

あまたの牡蠣を食してきた中で、これが1番だと思ってると。自慢の仕入れ品ってことらしいワ。

その後、ばい貝、あん肝を品書帳から頼み、上がりとなったわけやけど…。

お勘定、22,000円

(;゚Д゚)オ、オッ

つまり、時価物は少なくとも全部で15,000円くらいしたんと違うかな?高級魚の黒むつ・カサゴ、お造りでそれくらいしたんやないかな?

ま、普通はあり得へん品を頼んだわけやし、でも、値段に納得できる旨さだった。この指向が癖になるとヤバいな…。(笑)

なんでも、中京方面のリピーターがいつも来てるらしく、名古屋では結構に名が売れてる居酒屋みたいと。

それがどうかは別としても、お客さんの中には、30年ぶりに来たからって、大将と記念写真を撮ってたハイソサエティーな夫婦。

お酒を飲めないけど、海鮮を食べたいが良いかと入店するサラリーマンの声もしていたんで、ココを気に入ってるお客は確かに多そう。

自分も、

こんだけ旨い海鮮料理出してりゃそうなるワ、とは思った。

寿楽久、いっぺん行ってみたほうがイイ。オススメできる居酒屋ですワ、飛騨高山で、マジに。

海鮮と酒を楽しみたいなら、ココは候補に入れとかんとアカンと思う。

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