ホイール交換はカスタムの定番。インチアップして扁平タイヤを履いてボディーと“ツライチ”、スポーティーでカッコよくなるもんね。
スタッドレスを履く時には、インチダウンしつつもカッコ良さをなるべく損なわないように、やっぱ“ツライチ”に近づけたい…みんな思う事だ。
ノーマルをインチアップ&ダウンする場合には、なるべくタイヤ直径を変えないようにする。スピードメーターや車高の変化は抑えるほうがいい。
ありがたいことに、ウェブサイトにはインチアップ&ダウンでのタイヤ&ホイールのマッチング表が載っている。利用しない手は無い。
直径の誤差が±10㎜~12㎜くらいなら、その半分が高さなのでイイ感じ。見た目にもまず分からないくらいの差だ。
直径はそれでいいとして…。“ツライチ”にするにはどうしよう?って。ウェブサイトには、良い比較表が見当たらない…。
無いものは自分で作る!で、それっぽいものを作ってみたヨ、代表的なサイズに限ってだけどね。
マーチnismoであれこれ悩んだんで、8Jくらいまで網羅した。まあ、一般的には十分でしょ。
“ツライチ”値の出し方。(自己流、アナログ式なんで、ザックリという感じで受け止めて)
❶標準タイヤ直径と大差ないタイヤサイズと適合リム(J)を選ぶ
➋タイヤハウス外面から糸&オモリを垂らす
❸ホイールハブから水平に線を引っ張る(L定規がベスト)
❹お互いが交差する位置のホイールハブからの距離を測定
❺ ❶を基準に、その測定値に近いインセット(オフセット)を選ぶ
(リムはホイール内側間の距離なので、フランジ厚をインセット値に5㎜~7㎜足して考えようネ)
例えば、我がマーチ1200nismoの場合で、
205-45R16の標準タイヤをインチダウン、185-55R16のスタッドレス&6J-16インセット+45㎜ホイールを選択したとする。
タイヤハウス外面と、ホイールハブ間の距離が45mmで“ツライチ”だったとして…。
インセット(オフセット)+45は、ハブ面から31.2+7=38.2なので、タイヤ外面は“ツライチ”より7㎜くらい内側になる。
表からは、インセット(オフセット)+39(37.2+7=44.5)あたりのホイールが、ベストマッチングと読める。
でもね、タイヤハウスから出ると保安基準上アウト。タイヤのサイドウォールが、荷重で多少膨らむことも加味すると…。
インセット(オフセット)+42(34.2+7+3=44.2)あたりが無難かも…?。このあたりの値なら市販ホイールも多い。
6.5Jのホイールにすることも方法として考えられなくはない。インセットを標準近くに寄せられるけど…
185サイズの適合上限リム値だから、縁石などの衝撃でタイヤが外れる可能性が大きくなる。オススメはしないでおく。
これで多少は “ツライチ”値の選択がしやすくなればいいなと…思ってオリマス。