
出典:日産自動車 nismoモータースポーツ
さすがに、205-45R16なんてサイズのスタッドレスタイヤ、検索時点では考えに無し。それなりに値段もするので…。
そこまで投資する必要性を感じないので、リーズナブルにインチダウンの手法に決めた。
インチダウンはホイールが小径にして、その分タイヤのサイドウォールが厚くなることで相殺する方法。
メリットは、タイヤ代が安くなること。クッション性が増して乗り味がマイルドになること。
デメリットはタイヤ幅が狭まるのでスポーティー感が減る。サイドウォール厚が増すので、コーナーでロールが増す。
(といっても55扁平だからね、大したロール変化は無いと思うけど)
インチダウンでは、タイヤ径をなるべく同じ直径にすること。スピードメーターや車高に影響するので注意がいるところだゾ。
ネット検索で早見表を見る…。
「185-55R15」を選択。これだと標準タイヤから「-6mm」、許容範囲。マイナスだから若干小径だけど、横から見た目にはそんなに変わらないはず。
当然、ホイールも用意しなきゃいけない。同じボルト数で15インチ径なのは当たり前だけど、ここでも注意しなきゃいけないことがある。それは…。
インセット(オフセット)量と、PCD値
インセット(オフセット)量は、ハブナット位置がホイールの中心から、外側(内側)に何ミリズレるかということ。例えば、インセット(オフセット)+45なら、中心から45mm外側に取付けることになる。

この値があまりに違うと、車体からタイヤがはみ出たり、逆にタイヤがホイールハウス側に入り込んだりして走行に支障が出ることも。
March 1200nismo純正は7J-16インチホイール、インセット(オフセット)+45
これを185-55R15に置換するために選んだホイール…
6J-15インチ+45
純正の7Jと比べると6Jとリム(ホイール外周端部の内側間の幅)が1J小さい。ということは、1J=25.4㎜なので、25.4/2=12.7㎜
インセット(オフセット)量+45が同じなので、そのままタイヤがハウス側に12.7㎜面が移動する格好になる。
R45からR55に扁平率が下がるので、多少サイドウォールが膨らむ分がある。とは言っても、タイヤがボディからはみ出ることはないはず…。
予想だけど、見栄えは微妙にタイヤが内側に入った?程度だろうと。不格好にはならないはずだ。
PCD値は、ホイールハブボルト中心間の長さ。同じ4穴でも100や114.3など、自動車メーカーによって微妙に違う。
自車のPCDと合わないホイールは、取付けできない。
例えば4穴、PCD100に、PCD114.3のホイールを買っても付けられないということ。買う時には注意して。
March 1200nismoは、
PCD100、4穴
だから。