
車の商談、今時のリーモート形式を選択した。ルーテシア・インセントは、商談候補が前日に売れてしまったんで、プジョー208シエロ1台の商談に。
車両を全体的に確認しながら、双方でやりとり。今後はこんなのが普通になってくるんだろう。
結果から言うと買わなかった。車体はすごくキレイ、コンパクトでお洒落な、いかにもフランスの車。値段も予算内に収まったんだけど…。
買わなかった理由は、輸入車の保証費用24万円。想像してたより高額で、それを払ったら総額では同クラスの国産車でもハイグレードが買えてしまう。

トータルでは国産車が有利という図式は今も不変だった…自分の推測があまりにも甘すぎたと思い知った。
偉そうに輸入コンパクトカーの選択もアリだとか語ってたから、すごい恥ずかしいけど…。ビジターさん、ゴメンナサイ!
保証加入料、2年間で車体価格の30%超となる金額提示に、いかに国産車の保証料が安いかを再確認。どこも2%~3%くらいだ。
輸入車購入者は、ほぼ9割が保証加入すると言われた時点で、自分には資格が無いのかなと。その瞬間、輸入車を買う気持ちは失せた。
“あるかもしれない”仮定に備えて、車体販売額の30%を上乗せ支払う…今の自分にはできない相談、そんな広い心は持てない。狭~い了見な人間だ…。
そんなわけで、リモート商談は1時間で終了、商談にさえならずの幕切れ。
その週末、朝からディーラー行脚に充てた。次の週は平日に休暇をもらい計4日間、国産車ディーラーと大手中古車店を回った…。
なかなか見合う車両は無くて、見つけたと思うと売約済み。手詰まり感も出始めつつ、コンビニで車内昼食がてら中古車情報サイトを見ていた…。
そして、偶然トップにコイツがアップされてきた。

こういうの、嫌いじゃないので。むしろ、コンパクトなスポーツ風な車は昔から好きなほうで…。
国内の道路事情では、すこぶる使いやすいし、市街地や郊外をそこそこ楽しめるキャラクター。
即、電話で在庫確認したら…。
あった!
今から行くと告げ、1時間後には商談を開始。
程度はかなり良く、認定評価ランク5。自ユーザーの下取り車で素性の分かる車両。
明日にはオークション出品の予定だったけど、店頭販売は実績になるので原価でも店頭で売れるほうがいいと。
おそらく原価ではないね。だけど他店の在庫と比較しても断然安い。問い合わせは、数多くあった車とか。在庫では断トツ抜きん出たアクセス数だったと。
このご時世では、なかなか来店がなくて、現物確認無しでは売れない会社の規定もあり、思い切って値段を下げたところにフラッと自分の電話だったと。
まぁ、それもどうなんだか分からないけど…営業マントークだから。
原価というところを粘って予算内に滑り込ませ、当日来店で即買いした。程度良し。保証も2年付き、車検も2年付き。買わない理由が無かった。
やっぱり、輸入車は“保証加入料を含めて車両代”と考えられる方は、純粋に楽しめるので選択して良いと思う。(前回記事の意見は修正します!)
自分は、残念ながらその域には居ない。リーズナブルに楽しめるのは、やはり国産車だな…。
という結末に至ったのでした。