美濃加茂市のR41バイパスと平行する山手通り、スーパーマーケット「アルビス」とホームセンター「バロー」との中間にあるレストラン。
つい最近まではインド料理の店だったのが、タイ料理に変わっていた。 「ビンディ」はヒンドゥー教で、夫が存命の既婚女性が額にする装飾のこと。
だから、ネパールとかではmajorな言葉。仏教のタイではちょっと「?」なんで、お店のネーミングは…まぁ、個人の勝手だからいいか。

想像の域を出ないけど、この忌まわしい感染症が関係してると思う。インド料理のレストランでチェーン店だったかな。
当初は珍しかったけど、小さなインド料理店が近くに多くなって、存在感は少しずつ薄れてたと思う。
そんな中で新型コロナウイルス感染防止対策。時短やstayhomeがmajorになって、今も大きくは変わってない。
そんな状況では、お客さんはあまり見込めなかっただろう。だから、似たような食材を使えて、そこそこ知られてるタイ料理へシフトしたんだと思う。
定番をお取り寄せ
このレストラン、看板見れば分かるけど、「中山工営」というエクステリア会社が営んでる。会社の多角経営の一つかな。

店の隣に表札があるから、そこが事務所っぽい。
まぁ、それはそれとして、気になったんでレストランに入ってみた。
店員は外国人。タイ人かどうかは分からないけど、アジアンだった。違ったイントネーションの日本語で注文を取る。
美濃加茂市は、ベトナム・タイ・インド・ブラジル・コロンビアの外国人が多いので、もう慣れっこ。
妙なイントネーションの日本語、今じゃ方言みたいなもんだね。
自分は、「レッドカレー」を頼んだ。特に意味は無い。トムヤムクンとかガパオライスとか、ちょこっと知ってる、食べたことあるのを避けただけ。
そんなに待たずに出てきた、大皿に熱い容器に入ったカレールー。その横にラグビーボールのような形に盛られたライス、その横に野菜サラダ。

ルー以外はさっと盛ればOK。暖かいまま早く出せるし商売的にも上手い「時短」だなと…(そういう目線で見てしまう自分の悪い癖、ご容赦を。)
カレールーは、タイ料理によくある香味が効いて辛い。そのまま飲み込んでも美味しかった。タイの料理、辛いけど中国料理の辛さとは違うよね。
中国の辛さは舌や喉にピリピリくるけど、タイ料理はその辛さに香りがのってくるので食べやすい感じがする。
タイ料理、初は漢方みたいな香りが何とも微妙だった自分。パクチーは今も食べられない。
でも鼻を抜ける薬膳みたいな香りには慣れ、むしろ好きな香りになった。
そのリラックス効果なのか、辛いという刺激が幾分緩和されてサラッと食べられる。ヒーヒー言って食べるような辛さではなかった。
ルーに入る肉具材は鶏肉ベース。カロリー的にも牛や豚より低カロリーだし、コラーゲンとかも女性にイイかも。
普通、カレーはライスにルーをかけるけど、自分はライスをワンスプーンずつルーに浸して食べた。
そのほうがしっかり味わえる気がして…。マナー的に良いのか悪いのか分からないけど、旨かった。
一つ思ったのは、ライスが美味しかったこと。艶があってふっくらしてて、食感の美味しいお米だった。日本人が食べるカレーに合ってる。
本国タイの指向ならタイ米です。
オープンして日が浅いのか、今時で客入りが少なく余裕があるのか分からないけど、たぶん社長さんと思しき方が、店員さんにあれこれ聞いて、指示しながら給仕を手伝ってた。
外国人店員さんとコミュニケーション図りつつ、現場に率先して出ていき状況把握してる姿は、経営側として悪くないなと。(また、そういう目で…。)
タイ料理のレストラン、メニューはたくさん。自己管理して外食もいいんじゃない?ちゃんとしないからダメになる…単純な話だよ。
ちなみにランチメニュー、ボリュームありそうな写真だけど、思うほどじゃない。食べられる量。辛いand酸味のコラボもいいかもよ。