garmin-eterx30x-and-“michibiki” GARMIN etrex30xと“みちびき”のハナシ。

2016年、GARMINのetrex30xを購入。etrex30より高画像度になり、内蔵メモリーがアップしたモデル。

鶏卵より若干大きい程度のコンパクトなサイズ。だから画面も小さいんだけど、高画像度で文字も見やすくなったと聞き、ネットでポチッと。

購入したのは英語版を日本語化したもの。日本正規品の半額以下で購入できるから。ほぼ性能が変わらないのに日本版…無いワ~。

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英語版は自分で日本語化できるそうだ。webに指南されているけど…玄人が処理したほうが安心。やや値段は高くなるけど、精密機器だし手間代払ってもいいかと。日本語化をやってみるなら、こっちだね。

使い勝手は…文字フォントが小さいんで、老眼の方にはツライ部分もある。だけど全然ダメってわけでもない。設定画面の中で一部出てくる小さい文字だけだね。

他の地図とか設定画面は大丈夫だと思う。だって、知り合いのオジサンは、バリッバリ老眼だけど、難なく使ってまだまだ山に登ってるし。

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3軸コンパス、GPS+GLONASS捕捉で測位精度が向上。IPX7ランク高防水性で携帯に嵩張らない収納性。結構多種な機能が使えるし、使い勝手もいいeterx30シリーズ。

しばらく使っていなかったので、操作方法をGPS関係のサイトで見ていたら、2018年11月に日本の準天頂衛星“みちびき”が本格的な稼働って話題が賑わしていた。

そして日本版のetrex30xjが対応との情報も載っていた。他にも英語版が最新ファームウエアに書き換えで対応できるとか…。

“みちびき”が使えると更に高精度測位になると。何でも誤差が数センチ~数十センチに収まるとか。それはスゲェ~ことになるねぇ。

だから、こんなに賑わしいのかと思うのと同時に、「ホンマかいな?」という疑念もあった。だって、あんな高い位置から信号送受信するわけやから…。

地球の磁力変化やなんやら影響する中で、そんな小さい誤差に収まるかぁと思いません?ファームウエアのバージョンアップくらいで…イケるんかいな?

まぁ、この辺りは「ド素人」。よく分かりません。でも直観的にそう思うのですヨ。だから、もう少しwebサイトをサーフィン。

そして…“みちびき対応は、その精度が使えるわけではない”ということが分かった。

・GPS・GLONASS衛星の信号は「L1C/A」という“補完信号”。みちびきと互換性あり。
・みちびきは電波の遅れを補正する“補強信号”「L1s」を併せて送信。
・現在、多くのGPS系製品は「L1s」に対応していない。GARMINも同じ。

みちびきを1個の測位衛星として認識し使うことができるだけ。“補強信号”が拾えない以上、測位(位置測定)精度は変わらない。

そして、ファームウエアの簡易なバージョンアップくらいでは、なかなか厳しいゾというお話を専門的に説明する記事も幾つかあった。

「対応している」という表現は、“補完信号”でみちびぎを衛星として認識できるという意味だとか。

「紛らわしいねん!(# `Д゚)q 精度が上がるて思うてまうやんけ!」

“補強信号”を受信する構造じゃないので、みちびき対応の実効果は“今より衛星キャッチ数が安定し測位性が高まる”ってだけか…。

GPS+GLONASS+みちびきで測位できる…送受信の消費電力も大きくなるだろうね。だったら、今のままでいいやってなる。

みちびきは、将来7基になるそうだけど、そうなれば現行etrex30xの測位は、
・GPSのみ
・GPS+GLONASS+みちびき
・GPS+みちびき

のパターンでバリエーションが増えるくらいかぁ…?みちびきが稼働開始したとは言え、etrex30x(xj)の測位高精度化は、あまり期待しないでおこうか…。

GARMIN社製の、より本格仕様なGPSです。

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