tavern-gorohachi-in-kanazawa-city　金沢市の居酒屋「五郎八」

今年は夏に行けなかった金沢。知人の仕事が14時に終わったので、そのまま行ってしまおうというスゴイ話になった。当日宿泊ホテルをネットで探し、予約のタイムラグを避けて電話で直接確認。

「東横イン金沢香林坊」…シングル＆朝食付きがネットでは空室2室だったけど、実際は満室になったとの回答。ツインは空室が有るらしいので、“2室使うから値段はシングルにしてよ”という交渉がOKになり即予約。知人の帰宅を待ってそそくさと向かった。

東海北陸郡上八幡ICを16時30分に出発、途中「城端SA」で1回休憩して金沢東ICを18:50に通過、ホテルには19:05到着。まずまずの時間に到着できた。夕食を兼ねて居酒屋へ直行も予定どおりだ。

ホテルの位置は片町に近いので、香林坊近辺へのアクセスは良い。今回、同行の知人が「初」香林坊だったので、「いたる香林坊店」…満席。これはもう想定内でパス。「とと桜」…休日。臨時休業？姉妹店｛花組｝は営業中で空席が若干ありそうだった。

しかし、そうなれば地魚の人気居酒屋「五郎八」に入りたいと思った自分。五郎八に向かい店員さんに聞くと入店OKって。珍しい…この時間に入れるとは。以前にもチャレンジしたけど全然入れなかった。今日は付いてるゾとニンマリ。

「五郎八」。入り口から向かって左にカウンター、右はテーブル席のレイアウトな店内。自分たちはカウンター席（入店時間的に当然だけど）。品書にはご当地魚介がたくさん。やはり地魚主体の現れかな。

ゲンゲ・ホタルイカ・白エビ・がすエビ・ブリ・バイ貝・のど黒・白子など、調理方法も様々あったりして、なかなか楽しめそうな品揃えだ。日本酒も北陸酒の有名どころ、しっかり押さえてある。

天狗舞(山廃)・遊歩・手取川・黒帯・立山・宗玄・菊姫…。冷＆燗はどれもOKなのがヨロシ。

食したもの一部、ちょっとだけコメント。

白子の天ぷら…
表面サクッで中はクリーミィ。コクがあって美味でした。地産のフグ白子？
白子のポン酢…
酢でブリッな形のまま、口に入れるとフワッと風味があって、シンプルに美味い。
ホタルイカの塩辛…
塩辛？辛いと言うよりやや甘味があって、ワタがクリームのようにまったりと絡む。お茶漬け、とってもイイかも。

カニミソ…
ミソとカニ身が付いていたので、合わせて食べても、各々でもお好みで。日本酒と絡めて…「んめぇ～」でした。

ゲンゲ焼き…
金沢に来て「初」の自分で焼くゲンゲ。焼き出しばかりと思っていた。炭火で好きなように焼く。磯の香が増して香ばしい。塩加減も日本酒にバッチリ！これはイイ！

白エビ天ぷら（かき揚げ）…
歯ごたえバッチリ。殻が固いとか言われるけど、それ程じゃないかと。むしろ噛んでいると味が出てきて…これも日本酒に合う！

このわた…
最近あまり見かけなかったけど、貴重な珍味。日本酒飲兵衛には、「磯の匂い」がたまらんデス。

がすエビ…
甘海老より甘く濃厚な味で一回り大きい。歯ごたえも甘海老よりある。北陸ならではのエビが食べれてヨカッタ。本望デス！

五郎八、人気なのは当然かな。値段は若干高めだけど、良い肴を揃えているので満足感は高いはず。一つ思ったのは、地元の方らしきお客さんがやはり多かったこと。地元人の愛する居酒屋って感じがする。

平日だったからだとしても、近所の「いたる」では観光客っぽい客層が大半のように感じられる。そことは明らかに違った雰囲気のお客さん。こういう店の方が自分には合っているかな？なんて。

再訪したい居酒屋に名を連ねることは間違いない。店員さんの雰囲気もいいし。だから、またすぐ行くゾー。11月はカニ！香箱ガニの内子、食べたい。オスの越前ガニよりメスの香箱ガニのミソと内子！12月には…もうメニューに無いからね、毎年。

北陸は、これからカニ、寒ブリ、アンコウがメインになっていく。あん肝、寒ブリしゃぶ…12月の楽しみも、捨てがたい…「そこも行く」なんて言ったら…

お家、ヽ(`Д´#)ﾉ ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ　だろ～なぁ　でもね…(￣▽￣)ｳﾋﾋﾋ~