jumperのEZPAD-7が届いた。中国製のタブレット2in1仕様がAmazonのタイムセールで20%オフだったから、思わずポチッ。
10.1インチだから、外出用にジャストサイズ。200万画素カメラ付きで写真も撮れる。ROMが4㎇、RAMメモリーは64㎇。ただしeMMC。
eMMCは内蔵SDカードみたいなもの。メモリーの増設はできない。まぁ、外出先での文書作成や写真撮影程度の使用で考えた場合、容量としては十分。
CPUはAtomのX-8350で一般的には廉価版と言われるもの。こんな小さな端末じゃ、高性能CPUは熱が吐けない。パッケージング上、最小パワーで最大効果を狙うのは当然。
実際に使っていても、もっさりとした感じは無くサクッと動く。いろんなアプリを載せていけば動作は重くなるので、使い方かな?性能的にokと思えるかどうかは。
そもそも、このPC使うならアプリなんて必要最小限のインストールだろうし、特に不具合は無いような気がする。
キーボード無しのタブレット
Office365のセットアプリを一括インストールしたけど、CeleronのN-3350の動作と大差ないと感じている。
USBポートは3.0が1ケ。充電とデータ送信可。ただ、メーカーではUSB充電はお勧めしないと。低電力での充電はバッテリー劣化が早いとか。
microHDMI端子付いているので、画像のHDMI出力ができる。ハイビジョンTVで撮影映像や動画視聴OK。
スピーカーが右側面に2か所。ステレオサウンドで意外といい音が響く。悪くないね、このあたりは中華製の強み。所有してるLenovoもサウンドは良いから。
ヘッドホンジャックが1か所。タブレットなんで、スタンダードな装備。これに関しては特筆するものは無い。
ミニSDカードスロットが1か所。最高256GBまでのものが使える。これがあるからeMMCでメモリーは十分という判断をした。
Wi-Fi仕様なので、接続性能が気になるところだけど、スムーズなので何も不都合は無い。接続可能なアクセスポイント表示もしっかり反応する。
と、まあそんなところがスペックと周辺機器のからむ部分。この先は、使用してみてこそ分かる話を中心に…。
まず、モニターの保護。せめて新品ならビニール保護くらいしてあったほうがいいなぁと。液晶パネルに保護シール貼るまで傷は付けたくない。
そして、クリックでポップアップする設定画面が大きすぎ!最下にある「OK」ボタンが押せない!これは結構なミスマッチ。
ツールバーの裏に隠れてしまう。ツールバーの設定で自動的に隠せばいいけど、アイコン並べて作業することが多いと本当に不便。なので、小さいツールバーに設定変更すべし。
これでも半分が隠れているけど、なんとかボタンは押せるけど…。
次はキーボード。慣れないから操作しにくい?普通のキーボード配列は同じだけど、deleteとback spaceのキーが併用でdelete操作が「?」なまま。back spaceで処理している。
そしてキータッチがイマイチ。該当キー叩いているのに認識しないとか、カーソルが結構な頻度で飛ぶ。これは中華製PC類に定番化した悩み。
個人的にはASUS製品に多い気がするけど…まぁいいや。と入力している今でも、カーソル飛びとミスタップが数回。Jumper、同じだな…。
それから、充電端子。これの差し込みが緩くてすぐ外れる?充電していると思ったら、充電されていなかった…。
Delete&backspaceキーの上に画面保護のボタンがあるけど、backspaceキーとの押し間違いが多い!何度も真っ暗なスクリーンになってしまった。今も…。(慣れていないだけ?)
【感じた特徴】
処理能力は、目的から見て問題ない性能。
メモリーキャパも必要十分。
同性能機種と比較して安価。
キーボードはbluetooth式じゃないから、電源状態を気にしないで済む。
ポップアップのレイアウトが過大。カスタマイズが必要。(Windowsのツールバー設定変更)
カーソルの「飛び」とミスタッチが多い。若干、キー打ちに反応にラグがある場合も。
充電ジャックがやや緩く感じるので、充電不良の不安が多少あり。
キーボードの接点が、タブレットの立て方で接続不良の場合あり。
Deleteキーの使い方が不明。(Fn+deleteキーでもbackspace動作と変わらない)
とまぁ、メリットやウイークポイントもあるけれど、20,000円台でタブレット2in1ということを考えると、この性能であればコスパは高い。
抜本的な対策が必要とまでの欠点は見当たらない。買って損したとは思わないはず。参考までに、RAM4㎇、ROM64㎇のスペックな10.1インチのタブレット、30,000円台。
参考にLenovo300s 11.6インチと比べるとこんな感じ。やっぱり小さいねぇ~。