同時待ち受けのSIMフリースマホ。携帯会社のスマホとほぼ一緒の使い方。ほぼ?そう、ほぼ一緒。「・・・」
厳密には、携帯会社のスマホのほうが、「優秀」なんだよねぇ…。通話とデータの2つの通信回路を持っていて、1つのSIMで対応できるから。
SIMフリースマホは、通話と通信の2つのSIMを使用して、同じような環境を作れるけど、通信回路は1つを共有しているので、どちらか片方のSIMしか使用できない。
ここが大きい。携帯会社のスマホは、電話しながらインターネットできるから。SIMフリースマホはできない…。
「じゃぁ、ダメじゃん。やっぱSIMフリースマホってそれなりだね。料金安いだけのことあるのかぁ。」…とか思うの、ちょっと待って!
確かに、docomoやsoftbankの通話SIMと格安データSIM(フリーSIM)の組み合わせだけならそうなんだけど、通話とデータの両方使える方法あるからぁ~。
それ知ってから判断してもらえないかなぁ?
前述してるように、同時使用できないのは回路が1つだから。通話と通信の異なるデータを処理しなきゃいけないから。
勘が鋭い方にはもうおわかりかな?そう、“異なるデータを処理する”が鍵なのね。異なるデータじゃなきゃ、同時処理できるってこと。
インターネット電話(IP電話)アプリなら、同じデータ通信だから同時処理できる。LINE、OCN050plus、カカオトークとか。アプリ間通話は無料。
IP電話は110や119の緊急通報、プランによっては固定電話への電話ができない。だから、docomoSIMは緊急用、普段はIP電話を使えばインターネットと電話の同時使用がOK。音質はちょっと…だけど。
これでSIMフリースマホの弱点、「通話と通信の同時使用」が可能に。携帯会社の高規格スマホより低い機能でも、同じような使い方ができてしまうよ。
IP電話でも、OCN050plusは固定電話や携帯電話にも通話できるんだった。データSIMとセットがお得になるって。※050plus月額基本料金300円が150円に。
結局、何ができないかってのは、携帯会社の通話SIM使ってだとデータ通信ができないってことだけ?(でも、回避策もあるぞと)
ね、これで使用料金が格安って。十分OKだと思いません?